オダックス近畿BRM427倉敷600km長州征討に参加してきました。

Bei Cycling Club Blogをご覧の皆様、こんちには。ブルベ班の池田です。本編に入る前に一つ宣伝です。今年から日本で開催されているSR600(詳しくはこちら)に、新たにSR600紀伊山地が開設されました。既に多くのランドヌールに参加または参加予定していただいているようです。当Bei Cycleはおそらくコース上唯一の自転車店です(モンベルショップなどはありますが)。参加される方はぜひお立ち寄り下さい。ただし、店頭を通過するのは深夜、もしくは早朝になる方がほとんどだと思います。その場合、店長はたいてい寝ていますのであしからず(笑)

さて、本編に入ります。前回の僕のブログでも触れましたがGWに開催される1000kmブルベに出る為にはあと600kmの認定が必要。そこで同じ日に開催されていた毎年欠かさず出ていた泉佐野発着の和歌山一周をあきらめ表題の倉敷600kmにチャレンジ。泉佐野・和歌山が主戦場の僕にとっては久しぶりの遠征ブルベ。先に結果を言いますと504kmの東広島のPCでタイムオーバーにてDNF。悲しいかなGWの1000kmは露と消えました。いずれにしても600kmから日を空けず1000kmは無謀かなとも思い始めていたのでモチベーションの差もあったかもしれません。でも同じようにこの600kmから1000kmへのスケジュールできっちり完走されている人たちもいたので自分はまだまだだと思い知らされました。

今回のルート

スタート(倉敷)からPC1(尾道市御調町)Dist. 60.2km Ave. 19.3km/h Elev. 224.7m

Start~PC1

スタートはJR新倉敷駅。夜に結構な雨が降っていましたが朝は快晴。ただ気温がかなり低くて寒い。お昼には暖かくなるだろうとインナーを脱ぎ防寒具を車においてきてしまったのがこの後のDNFに繋がることになります。ボトルも家に忘れてきてるし、しょっぱなからミス連発。

スタートは新倉敷駅

ボトル忘れて直接ペットボトル

スタート前のブリーフィング

出だしは相変わらずの後方スタートで数名の車列に混じって進みます。当面の間は市街地を進むので平均速度は上がりません。それどころか何度も信号に引っかかって何度もストップがかかります。このとき早々に左ふくらはぎにじんわり痛みを感じ出しました。「さっそく??」途中で気づいたのですが、僕はロードバイクに乗り始めた頃からクリートをはずすとき上死点で外します。これが大間違いで本来は下死点で外さないといけないんです(常識なんでしょうが)。上死点で外しているとふくらはぎに負担がかかっていることに今更ながらに気づきました。気づいたときには既に時遅し。寒さで筋肉が硬くなってるということもあってPC1に着くころには、まあなんということでしょう、激痛に変わっていました( *´Д⊂ グスン…

スタート後しばらくは市街地を走行

広島県に入るともみじまんじゅうの看板が!

府中市を過ぎてようやく市街地を脱出

尾道自動車道の下をくぐる

PC1ローソン 御調町店

PC1(尾道市御調町)からPC2(安芸高田市甲田町) Dist. 50.78km Ave. 17.1km/h Elev. 663.8m

PC1~PC2

とりあえず下死点で外すようにすると、クリートを外すときの痛みはマシだけどトルクをかけると痛む。仕方がないので普段より一枚ギアを落として左足に負担をかけないように走り出しますが、走り始めて早々に登りが始まります。「おいおい!」とか思っている暇はないですし諦めムードで登り始めます。ただここからの道沿いは地元の方々がとても綺麗に整備されていてたくさんの花が咲いててとても気持ちがいいところでした。ただ強烈な向かい風が吹いているということを除いては・・・。せっかくの気持ちのいい道なのに全然進んでる感じがしないわ。

PC1を出るとすぐに登り

綺麗にお花が咲いてました

まだまだ登ります

分水嶺。日本海側と瀬戸内側の水系が変わるところらしいです

このあたりから周りの家の屋根にしゃちほこみたいなのが乗っているのが目に付くようになります。なんか意味があるんだろうけど僕にはわかりません。PC2ではちょうどお昼時になってきていることもありコンビニ飯で昼食。今回は2PCごとにしっかり補給するつもりだったので予定通り。

周りのお家の屋根にはしゃちほこ(?)

三次市に入ります

ここにも綺麗なお花。登りですけど。

PC2セブンイレブン 甲田町高田原店

PC2(安芸高田市甲田町)からPC3(北広島町)Dist. 40.33km Ave. 15.5km/h Elev. 413.0m

PC2~PC3

PC2を後にして安芸高田市の中心街を抜けて土師ダムを目指して登っていきます。やっぱり向かい風は強い。しかも風が冷たくって全く気温が上がってこない。踏んでないから身体も温まらない、とろくでもないことばかり。泣き言を言ってもすべて自分が悪いことばかりなので諦めて進みます。とはいえ初めての土地なのでそれはそれで楽しい。土師ダム湖畔を越えて北広島に入ると通りすがりのトラックのおっちゃんに「がんばれよ~」とか声をかけてもらったり(笑)

土師ダム湖への登り

土師ダム湖

ダム湖を渡る

しかし走りながら「自分はなんでこんなに向かい風に弱いんだろう、風の強い地域に住んでいるのにな〜」なんて考えながら走っていると一つの答えにたどり着きました。そうです、ただただ体がでかいからです。空力学的に考えても人一倍抵抗強いはずですよね。体もでかい自転車もでかい、じゃあそれなりに練習してパワーつけろやって自問自答しながら走っているとやがて浜田自動車道と並走しはじめました。ほどなくしてPC3へ。

PC3セブンイレブン 広島大朝町店

PC3(北広島町)〜PC4(浜田市)Dist. 51.42km Ave. 16.1km/h Elev. 577.1m

PC3~PC4

PC3で軽くデザート休憩をした後は広島県に別れを告げて山陰地方の島根県へ。PC3を出るとすぐに登り基調になり県境の三坂峠を登ります。ただ山に入ってようやく向かい風が治まりました。このブルベ最高地点への登坂なのに今回一番楽しい登りでした。登り途中では山頂から地元チームの練習かたくさんのロードバイクが降ってきました。挨拶を交わしながら、山頂のスノーシェードのトンネルを越えて島根県入り。この時点でまだ160kmほど。

三坂峠へ

頂上のスノーシェード

拡大図(笑)

島根県入り!

後3/4をこの足で走れるのだろうか・・・。でもここからは下り基調だからなんとかなるか、と10kmほど下ったところから思った以上のアップダウンの連続。しかもそこそこの斜度で。浜田市の看板を超えてからPC4までが果てしなく長く感じます。ここら辺でサイコンのバッテリー切れの警告が出たのでモバイルバッテリーをセット。R186に出たところから一気に下ってようやくPC4。なんとか明るさの残っているうちに着きました。

浜田市に入ります

浜田の町はまだまだ先のよう

なかなか登り下りが終わりません

PC4ローソン 浜田田町店

PC4(浜田市)〜PC5(益田市) Dist. 40.59km Ave. 15.5km/h Elev. 425.3m

PC4~PC5

ようやく日本海側に到着。実は浜田市とか益田市といえば山陰でも有名な街なのでものすごく賑やかなところだと思っていました。地元の人には申し訳ないですけど思ってた以上に普通の漁師町。浜田ー益田間ならきっとお食事どころもいっぱいあるだろうと思ってたのですが全くと言っていいくらい何もありませんでした。念のためPC4でコンビニ飯食べといてよかった。

夕暮れの浜田港

浜田市を出てから益田市まではR9をひたすら西進。平坦基調と思いきや来たよ海岸線特有のアップダウン。しかも日本海側って長く登って長く下るアップダウンが多いんですよ。前に新潟行った時もそうだったしそんなイメージ。紀伊半島みたいなちょっと登ってちょっと下るアップダウンとまた違いますね。しかも時々潮の香りがするけど暗くなって海は見えないし、暗闇をただただ登って下るリピート作業を何度も繰り返す、まるで修行のようでした(笑)写真撮ってもただ暗闇なのでほとんど撮らず。ようやく街がひらけたところで益田のPC5に到着。最後尾近いのか誰もいない。

PC5ローソン・ポプラ 益田乙吉店

PC5(益田市)〜PC6(山口市)Dist. 81.20km Ave. 14.7km/h Elev. 667.8m

PC5~PC6

益田についたのが21時20分ごろ。再び山口市に向かって山を超えます。ひたすらR9を走ります。今回一番PC間の距離が長い区間です。流石にこの時間になってくるとかなり寒くなってきました。道路の温度計は3度とかです。とにかく夏用の長袖ジャージにウィンドブレーカーを羽織っているだけでは寒くて寒くて。とにかく首元が冷たくてどうにもならないので途中のセブンイレブンでタオルを買ってマフラーがわりにしてバンダナで耳を覆ってなんとか寒さをしのぎながら進みました。ただ津和野まで再びの登坂。結構な時間登りましたよ。そろそろ仮眠を取らないといけない時間帯になってきましたがこの寒さでの野宿は命の危険があるのでとにかく山口市や防府市まで行けばネットカフェがあるだろうからそこで寝ようとペダルを回します。が、登坂中に睡魔が襲ってきます。ついに寝ないとあかんレベルの睡魔になったので県境の山頂付近に道の駅があったのでダメもとで入ってみるとちょうど観光案内所のようなところが開いていてとりあえず風はしのげそうなのでこちらの机に伏せって1時間弱ほど休みました。

R9を登っていきます

津和野市街への分岐にあった鳥居

山口県入り

ただやはり寒いので熟睡はできず時間的にも限界なので出発することに。ちょうど出発しようとすると他の参加者の方が一人暖を取りに来ました。

今夜の宿

ここからはしばらく下り基調なのでスピードを上げて一度グッと登り返した後山口市まで一気に下ります。このダウンヒルが凍るかと思うくらい寒かったです。山口市まで下った後山口駅近くのPC7へ。着いたのが深夜3時半ごろでコンビニないのイートインスペースが時間外で使えない。外で食事をとるにはきつすぎる。ということでこの規模の街ならどこか吉野家かすき家があるだろうからそこで朝ごはんにしようと、すぐにPCを後にしました。

PC6ファミリーマート 山口東山二丁目店

PC6(山口市)〜PC7(光市)Dist. 58.09km Ave. 14.4km/h Elev.270.1m

PC6~PC7

山口市から防府市に入ったところですき家を発見。ここで朝ごはんにすることにしました。お店にいたおっちゃんに「どこまで行くんや?」と聞かれたので「倉敷までです」と答えると驚いた顔で「ほぇ〜気をつけてな〜」って言ってもらいました。そらまだ250kmくらいあるからそんな顔になるわな。

JR山口駅前

すき家で朝食

朝の瀬戸内海

ご飯を食べて明るくなってきたので少し動けるようになってきました。ただ一晩寒い中山登りをしてきた左足はペダルをなんとか回せても歩くことがままにならなくなってきました。辛かったは徳山付近の信号地獄でクリートの付け外し。久しぶりの平坦区間だったのでまだ耐えれましたが。この区間は特に問題なくクリア。ただご飯休憩や信号ストップで平均時速は14km/h台で借金生活。なぜだ!?

PC7セブンイレブン 光駅前店

PC7(光市)〜PC8(安芸の宮島)Dist. 63.26km Ave. 13.8km/h Elev. 397.4m

PC7~PC8

さてこの区間が個人的に今回最も苦労した区間になります。獲得標高的にはあまりきつく感じないかもしれませんが、一つ一つの斜度がなかなかのものでした。

PC7を出た後は山間部方面へやや標高を上げながら走ります。しばらくぶりにのどかな風景ですがまた向かい風になります。この辺りからは追い風になると予想していたので風向き的には予想外でした。やがてR2と並走するような路地を進みます。しばらくするとR2と離れ山陽自動車道の上を通る道悪のなかなかの登り坂になります。流石にここは踏み込まないと登れません。痛みをこらえて登り切ります。下りではまるで落ちているかのような斜度で下る部分もあり腕まで疲れました。

斜度がきついので途中で休憩

この辺りでサイコンの距離が進まなくなっているのに気づきます。前回の300ブルベからナビとしてパイオニアのCA600、距離等の情報表示にバッテリ駆動時間の長いブライトンのライダーの2台で走っていますがブライトンが止まっていました。当然時刻も止まっていたので結構時間があるなぁと余裕をこいていたので気づいた時にはめちゃくちゃ焦りました。

この細いトンネルでものすごく飛ばしてくる軽トラとすれ違う(((; ゚ー゚))) コワー

山間部を超えて岩国市へ。大した距離でもないはずなのにとてつもなく長く感じました。岩国といえば有名な錦帯橋。時刻的にも寄り道している時間はありませんが、途中川の向こうにちらっと錦帯橋の姿が目に入りました。「ああ、行けという事か」吸い込まれるようにコースアウト。錦帯橋観光に向かいました。ここでの観光時間がそのままDNFに直結するとはこの時は予想していませんでした。

錦帯橋

錦帯橋と一緒に自撮り

錦帯橋を後にしてR2を広島方面へ。ここからは平坦道。ペースは上がりますが宮島が近づくにつれて今度はどんどん交通量が増えてきます。神経を使いながら車をすり抜けつつ宮島の見えるPC8のファミマに到着。ちょうどお昼過ぎ。

広島県に戻ってきました

PC8ファミリーマート 広島宮島口店から見た厳島神社

PC8(宮島)〜PC9(東広島市)Dist. 59.25km Ave. 13.6km/h Elev. 453.5m

PC8~PC9

PC8でお昼を食べているといつもお世話になっているOさんがやってきました。Oさんはさっさと補給を済ませてすぐ出発しました。しかしこれが正解。僕は先についていたにも関わらずOさんより後に出発。僕はDNF、Oさんは完走。マネジメントが素晴らしい。

当初の予定ではこのPCで1時間の貯金を持って出発したいというのがありましたが、現実は約10分の貯金のみ。と、いうのもこの先広島市という大都市を抜けるからです。ブルベで一番難しいのは登りではなくこの大都市を超える部分だと思っています。なぜかというと交通量の多さと信号地獄です。登りは遅くても大体の時間の計算はできますが都市部は全く読めません。昨年の米原600でも金沢市と富山市でかなり足止めをくらいました。都市部のない紀伊半島一周は正直楽です。

広島市内

案の定広島市内をなかなか抜けることができません。原爆ドームを見に行こうと思っていましたがそんな余裕なし。なんとか市街地を抜けるも次はR2を東広島に向けて長ーい登り。山頂に着いた時に時計に目をやるとすでに16時を大きく回ってる。次のPCの制限時間は16時34分。残りをグロス34km/hくらいで走らないと間に合わない計算です。ここで完走は諦めました。ペースを落としてPC9に到着したのが制限時間の約15分遅れ。前についていた2名の参加者さんもタイムオーバーだったそうです。

PC9ファミリーマート西高屋店でタイムアウト

とりあえず主催のKさんにDNFの連絡を入れてちょうど向かいにあったJR西高屋駅から輪行で新倉敷に帰ることに。

こちらの駅から輪行します

毎回この光景は悲しい(ノ_・、)

でも新型車両見れたのは嬉しかった

あとがき

新倉敷駅についてから足を引きづりながら輪行バッグを担いで駐車場まで。とりあえず近くのスーパー銭湯に行って汗を流しました。露天風呂に浸かりながら知らないうちに眠ってしまって気づいた時にはのぼせる寸前でした。危なかった(笑)

さらに近くの王将でラーメンをすすって帰りは高速道路のSAで朝まで熟睡。帰路につきました。

最近600km以上はDNF続きなのですが、今回は早々に足を痛めたのに500kmまで走れたことにある意味満足はできています。でも、やっぱり最後まで走りたかったなぁ。後たった100kmやったのに。体力はバリバリ残っていたので足さえ絶好調なら、錦帯橋によってなければ、宮島での休憩を短くしていれば等色々反省点はありますが、何よりもまず走り込みが足りなかった。最近あまり長い距離走ってないからなぁ。6月にはホームコースの紀伊半島一周600kmがあるのでしっかり練習して臨みたいと思います。おしまい。

 

オダックス近畿BRM427倉敷600km長州征討に参加してきました。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 本田倫夫 より:

    お疲れ様でした、私は岩国市内で足の不調でDNFしました。
    機会があったらもう一度チャレンジしたいです。

    1. Mitsuharu Ikeda より:

      コメントありがとうございます。お疲れ様でした!僕は岩国で時間ないくせにのんびり錦帯橋行って広島市内で時間がかかってタイムオーバーでした(^_^;A コースはとても良かったのでもう一度行きたいですね!

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