BRM406泉佐野300km十津川に参加してきました!

Bei Cycling Clubブルベ班の池田です。今回はオダックス近畿のBRM406泉佐野300km十津川に参加してきました!いつもの泉佐野りんくう公園を出発して海南ー龍神ー十津川ー五條ー和歌山ー泉佐野と紀伊半島北部を四角く回ってくるルートです。昨年は直前の雨で龍神ー十津川が通行止めになり急遽ルート変更になったので2年ぶりのコースとなりました。今年は季節もよくどこに行っても桜が満開で見事な花見ブルベとなりました。

今回の走行ルート

翌日が月一回の日曜出勤の日で本当は参加を止めておこうと思っていましたが、1月の和歌山600km、3月の倉敷300kmをDNSしてしまったので緊急的に参加することになりました。と、いうのも、オダックス近畿の1000kmブルベに参加するためにはそれまでにSRを取得しておかないといけないという決まりがあり、今年はGWに開催されるので4月中にSRを確定する必要があったからです。まだ200kmと400kmしか認定とっていないので、4月中に300kmと600kmを一発で決めなくてはなりません。結構プレッシャーです。

スタートからPC1

当日は朝のスタッフ業務のお手伝いもあり車中泊の後早朝3時に現地入り。受付業務を終え自分は5時の部でスタート。まだ薄暗い中市街地を越え、JR山中渓駅の桜を見る頃には徐々に夜が明けてきました。まだこのときは気温も低く(道路の温度計では4℃!)雄ノ山峠を登っていると激しく尿意をもよおしてきたので一旦下った先の国道沿いにあるファミリーマートへ。このコースとにかく補給箇所が少なく、前回の参加時には見事にハンガーノックを起したので、ここで菓子パンやら何やらと食糧を買い込みサドルバッグにくくりつけて出発。

早朝の関西空港

ブリーフィングの光景

山中渓駅前の桜と特急くろしお

雄ノ山峠

紀ノ川を渡って一路海南方面へ。今回のブルベは前半200kmが山岳ブルベ。まずは一発目の黒沢牧場への登り。泉佐野、和歌山ブルベでは定番なのでもう何度登ったことか。あまり体力を使わないようにしてクリア。4月に入ってから減量中ということもあって強度を上げるとすぐにエネルギー切れを起すので今回はとにかく省エネ運転で。

朝焼けの紀ノ川

和歌山線の新型車両に出会えた!

伊太祈曽駅

黒沢への峠

黒沢牧場入り口

登坂完了!

有田川町へ下った後は有田川沿いを上流へ。途中バイクと桜を撮影している人が。分かるわ、その気持ち。僕は余裕ないから止まらんけど。徐々に標高を上げつつ頂上の白馬(しらま)トンネルへ。その手前にある道の駅しらまの里へは今回は寄らず。

有田川沿いの桜

道の駅しらまの里

美山村まで下って今度は日高川沿いに走って椿山ダムをちょっと越えたところにある椿山レイクブリッジ(有名なヤッホーポイントがあるところ)が最初のフォトコントロールで9時半頃に到着。この頃にはだいぶ暖かくなってきていたのでウィンドブレーカーを脱いで、着てきたNEWオダ近ジャージがようやくお目見え。

フォトコントロール椿山レイクブリッジ

龍神村に入ってからはしばらく川沿いの走りやすい道。ここも桜桜。花吹雪の中を走るのは本当に気持ちがいい。ただ風向きはいつもと違う東の風(だと思う)。向かい風になるので若干走りにくさは感じるけどまあこのくらいなら問題なし。今日は踏むつもりないし。逆にこの風向きなら十津川から先が追い風になるんじゃないかと淡い期待をいだきながら、この先の峠に備えてPCではないけど道の駅龍遊で少し休憩。

道の駅龍遊が見えてきた

道の駅龍遊にて

コーラを飲んでエネルギー充填した後、いよいよ今回の最高地点”引牛峠”へ。実はなんだかんだとここまでもけっこう登ってきているのにR425から離れた後もさらに20kmほど登ります。幸いだらだらと登る感じでそこまでの時間ロスにはならないのでまだまし。ただ最後の3kmほどがえげつなく斜度上がります。この区間はかなりツライ。省エネ運転ができません。頂上の山肌が見えてきてもなかなか着かないし。

十津川に向けて登坂開始

トンネルに入ります

崩れてるし(+_+)

なんやかんや言うてもペダルを回していれば進むのが自転車。何とか峠を越え下り区間へ。ほんとなら「下りやで~ヤッホー」と言うところですが、この下り道は悪いしブラインドカーブだらけだしガードレールないところだらけだし、スピードなんか出せません。多少の登り返しはあれどこれが延々20km続きます。登ってくるまでは下半身が痛かったけど、今度はブレーキ操作で上半身が痛いです。下っているとほんのり頭痛が。大体これってハンガーノック手前の症状なので途中のバス停で一服することに。下りで一服とかする?普通。なんて思いながら買ってあった補給食をパクパク。ここで補給食尽きる。。。

まもなく頂上

あのカーブを曲がれば!

山頂〜!

下りで休憩なんて・・・

前回はそうでもなかったのに今回はやたら車が多い。これが桜の魔力なのか。普通こんなところ入ってこないよね。そんなことを考えながらようやくR168へ合流。ここからは十津川に沿って北上。まただらだらと登るんですよね。とはいえこのままではエネルギー持たないので十津川温泉街にある今回のPC1道の駅十津川郷でお昼ご飯。着いたときにはみんな足湯に使ったりマッタリしてました。お昼ご飯を食べてからレシートをもらったので時間は2時20分くらい。

PC1道の駅十津川郷

お昼ご飯!

PC1~PC2

PCに先着していたOさんに「この先追い風になりそうやからペース上がるんちゃいます~」と言ってしまった手前追い風じゃなかったらつらいよね、なんて考えながら出発。出発後見事な向かい風!「おれ嘘ついちゃった(笑)」でも走っているうちに追い風区間も増えてきてあながち嘘ではなかったなと自分を納得させつつ北上。2年前は爆風向かい風だったので今回はそれほど苦にならず。風屋ダムの登りを越えて谷瀬のつり橋と淡々と進みます。しかし長いですな、この区間。途中猿に会ったりしながら天ノ川を越えたら本日最後の峠の天辻峠。前回ハンガーノックになった登りです。前回は意識朦朧としながら登ったのではっきり覚えていませんでしたが、今回はおめめパッチリ。こんな感じやったんや~。

風屋ダム湖

谷瀬の吊り橋

天辻峠

2年前はここで1時間寝た。

ようやく2/3。

天辻峠山頂

前回お世話になった道の駅はパスしてさすがに夕暮れも近くなって冷えてきたので新天辻トンネルの手前で再びウインドブレーカーに袖を通してダウンヒルへ。今回一番気持ちのいいダウンヒル。タイム稼ぐならここや、とばかりに一気に標高を下げていきます。五條の町まで降りて1月の泉佐野200kmと同じPCローソン五條住川町店へ。到着は18時20分ごろでとりあえず暗くなる前にここに到着するのが目標だったのでまずはノルマクリア。

五新線跡

PC2ローソン五條住川店

PC2~ゴール

さてここから久々のナイトラン。日が暮れると気温もぐんぐん下がってきます。昼間は20℃超えてたんですけどね。この時期昼夜の寒暖差が激しすぎてウェア選びに困ります。前日の予報では初夏の陽気になりそうだと言っていたので夏用の長袖ジャージにパンツ、半指グローブで走っていたのでめっちゃさぶ〜。止まると冷えるのでくるくると回しながら走ります。ここまで来ていればほぼゴールしたも同然。途中九度山の夜桜を愛でながら和歌山方向に。

九度山の夜桜

最後の通過チェックセブンイレブン和歌山下三毛店ではお腹もすいてきたし体も冷えてきたので、ゴールまであと少しだけどカップラーメンをすする。隣にいた5時スタートの他の参加者さんがブルベカードに書かれている制限時間を4時スタートと見間違えてたようで、「5時スタートなら+1時間でいいんですよ」と教えてあげました。その時間で間に合わそうと走っているのもすごいよね。

通貨チェックセブンイレブン和歌山下三毛店

さて残り約30km。紀ノ川を渡って泉佐野恒例の最後の雄ノ山峠の激坂をクリア。山中渓駅の桜のライトアップはすでに終わっていた。。。今回のゴールはりんくう公園前のファミリーマートなので市街地に入ってしばらく走ります。関西空港が見えてきたらようやくゴール。認定時間18時間4分でした。目標は17時間台だったのちょっとオーバー。

夜の紀ノ川

夜の雄ノ山峠

夜の関西空港

ゴール!ファミリーマート泉佐野りんくう店

ゴールしても受付をすませないと認定はされません。ただゴールしてしまえば受付に行くのは車でも電車でもなんでもオッケー。寒くてかなわんのでまず車に戻って服を着替えてそのまま車でゴール受付のジョイフルまで。田舎者の僕はジョイフルなんて洒落たもの知らないので直前に調べるまでファミリーレストランということを知らなかったわ。せっかくなので受付後夕食を食べてそのまま帰路につきました。

完走メダルとオダックス近畿特製ピンバッジ

流石に眠いけど早く帰らないとすぐに仕事なので、、、と思いながら耐えられず途中で1時間仮眠。4時帰宅、8時半出勤、17時まで働いて死にそうでした(笑)

 

とりあえず300kmをクリア。あとは月末に600km認定取ればSR&1000km出走だ!

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