BRM1029串本200km参戦記その②
その①からの続きです。
道の駅熊野川を出発して、国道169号線を本宮方面に向かいます。期待とは裏腹に前から吹いてくる向かい風。思ったようにスピードは上がりませんが、なんとか平坦では30km/h弱のスピードを維持します。ただこの道はアップダウンが多く地味に足を削られていきます。
途中道路工事で片道通行。旗振りのおじさんに、
「向こうまで一気に行けよ〜」とか言われて、
「登りやんけ〜」とか心の中で叫びながら迷惑をかけないようになるべく早く回したり。
本宮に入って大斎原の大鳥居、本宮大社の参道を横目に見ながら、ここは寄り道せずにパスします。Aさんが、
「十津川に向かって結構登りますよ〜」
と教えてくれた。車で走ったことはあるけど、あんまり覚えてない・・・。
しばらく走ると確かに徐々に登り始める。最初は綺麗なバイパス、いくつかの長いトンネルを緩やかな斜度で快走、しかし旧道と合流してから一気にきつくなる。しかも谷に沿って吹き降ろしてくる強い風illi..orz..illi一気にブレーキがかかります。
とりあえず十津川ダムの高さまで登れば斜度も軽くなるだろうと、我慢しながら登ります。しばらくしてAさんが、
「ダムかなり下に見えますね」
「・・・。」
ダムの高さまで登れば終わりと違うんやん。
「こんなに高いところに道上げる必要あるんですかね💢」とか喋りながらひたすら登る。
ここから先はAさんの方が道に詳しくて、この先に長い下りがあることを教えてくれた。さらに「なぜここまで登る必要がある・・・」と心で呟いた・・・。
その先に本当に長い下りが。一気に下るとしばらくして十津川温泉郷の街並みが見えてきた。ここに次の通過チェックの十津川バスセンターがあります。近鉄大和八木駅から新宮駅までの日本で一番長い路線バスの走る停留所です。意外と大きな停留所でしたよ。
十津川バスセンター |
停留所の前に温泉が湧いていました |
十津川バスセンターの横にあるスーパーみたいなコンビニみたいなお店に入ってみると、食料品の他に釣り具も置いてました。不思議な光景・・・。懐かしいボンタンアメが売っていたので思わず買っちゃいました(帰って嫁と美味しくいただきました)。
さて、ここでは少し長めに休憩して後ろの人の到着を待ってみたりしたのですが、皆さんゆっくりのようなのでこのまま出ることにしました。ここからはAさんの方が詳しいルート。先を走ってくれます。でも、
「あれあれ??」
思ったように足が回りません。どうも足がいっぱいいっぱいになってきてるよう・・・。少しずつ離されていきます。Aさんも気にしてペースを調整してくれている様子。申し訳ないなぁ、と思いながらなんとかついていきます。
そして今回のブルベのラスボス、国道425号線の登り、標高864mの白谷トンネルまでの長い登りです。425号線に入ってしばらくは割と緩やかな坂道ですが、Uターン気味に川を渡ると一気に斜度が15%くらいまで上がります。Aさん曰く、この登りは最初と最後の斜度がきついとのこと。とにかく緩くなるまで我慢して登ります。。。
少しゆるくなったところでAさんより、
「ここから登り基調で登ったり下ったりを繰り返すよ」
と。緩やかになったと言っても足はいっぱいいっぱい。ここでAさんに千切られます・・・。
「ここまで付き合ってくれてありがとう」
と先を行く背中を見ながら自分のペースで登ります。途中本当に長い下りがありました。
「こんなに下ったらまたそれだけ登らなあかんやんけ!」
と叫びながら何度か登り下りしているとまたぐっと斜度が上がりました。この登りは登り切るまでは足をつかない!と決めていたので、最後の一踏ん張りと思って力を振り絞ります。大きくカーブしたところに真っ暗なトンネルが見えました・・・。頂上です。
頂上からの風景 |
国道425号線の看板 |
登ってきた坂道 |
白谷トンネル(電灯なし) |
山頂の案内板 |
ここまでは確かに綺麗な路面ではなかったけど、バイクや車は通っていたし、さっきのボロボロ県道より安心感はあったですね。
この登りの途中からどんどん気温が下がってきて山頂付近ではかなりの寒さになっていたので、トンネル入る前に補給食を食べてウィンドブレーカーを着ました。
さてトンネルを越えると激下りです。下北山の中心に向けて一気に下っていきます。ブレーキが効かなくなるんじゃないかと思うほどの激下りでした。
下りの途中で。山肌が見えているあたりから降りてきた |
次の通過チェックポイントは下北山のスポーツ公園内にある「きなりの湯」。下北山の中心っぽいところを通り抜けて下って行くと国道169号線にでます。きなりの湯で写真を撮って、スポーツ公園内の自販機でファンタグレープを買って飲んでいると主催者の方が車でやってきました。
「他の人とは会いましたか?」
「いえ、見かけてないのでもう少し後ろだと思いますよ」
「わかりました、もう少しなので気をつけて」
と短めの会話をして熊野方面に向けて国道169号線を走ります。ここからは急坂はないのでとにかく回すペダリングに切り替えて、日没も近くなってきているので少し急ぎます。
きなりの湯 |
熊野市に入ると最後のチェックポイント「サークルK熊野いさと店」。寒いし肉まんで温まりました。
サークルK熊野いさと店 |
ここでは滞在時間を短めにして北山村に向かいます。ここからは松坂のブルベや大台ヶ原へのロングライドなどで何度も走っているのでもう慣れた道。ダム湖沿いを走って七色ダムを渡り、だんだんと暗くなってくる中、ゴールの「民宿あいす」(忘年会??も兼ねていたみたいでゴールはここ)に着きました。
ゴールではすでにBBQが始まっていましたが、食事を止めてもらってゴール受付してもらいました。ゴール時間は5時18分。ギリギリ暗くなる前に到着しました。僕も参加したかったですが、このまま串本に戻る予定があったので、挨拶だけして帰路に着きました。
七色ダム |
ゴールの民宿あいす |
帰りは途中どこかで合流する予定で嫁が車で走ってきてくれてるので、熊野川向いて走って、一旦道の駅奥瀞で休憩していると、嫁がやってきてくれました。思った以上に早くきてくれました。足が限界だったので助かった〜。
これで今年のブルベは終了。ブルベをはじめた最初の年で出た5本全て認定完走することができました。SR認定もうけることができて上々の一年でした。来年はもう少し多くのブルベに参加したいと思っています。
とりあえず来年のコース発表が楽しみです。