第2回ライドオンすさみ(RIDE ON SUSAMI 2018)参加記録。
こんにちは。いつもBei Cycling Clubのブログをご覧いただきありがとうございます。ブルべ班の池田です。「あれ?ブルべちゃうやんけ?」そんなことは言わんといてください。たまにはこんなファンライドも走りますよ。と、いっても参加する側ではなくスタッフ側。参加者の皆さんをサポートするサイクリングリーダー(実走スタッフ)としての参加です。
RIDE ON SUSAMIについて
ライドオンすさみ(RIDE ON SUSAMI)は僕の生まれ故郷でもある和歌山県すさみ町で行われる自転車イベントで昨年初めて開催されました。自動車専用道路の紀勢線の延伸に伴い交通量が激減した国道42号線を有効活用したイベントを、というのが始まりです。昨年は70kmコース一本でしたが(昨年は参加者側で参加)、今年は140kmのチャレンジコース、70kmのアドベンチャーコースの二本立て!今回はアドベンチャーコースの先頭グループのサイクリングリーダーを担当させてもらいました。またゲストライダーにモデルの日向涼子さん、ご主人でサイクルジャーナリストの橋本謙司(ハシケン)さん、グッドチャリズム宣言プロジェクト代表理事の韓祐志さん、そして今回は宇都宮ブリッツェンの馬渡伸弥選手が参加してくれました。
ショートヒルクライムレース!
前日イベントとして会場近くの駐車場を利用したショートヒルクライムレースに誘われ参加しました。このコース、わずか600mですがなかなかのきつさです。昨年この駐車場を利用した参加者の方々からは、ライド後にさらに登らされる!と大変好評(不評)でした。
だいたいタイムを計ったりするものに出場するのは何年振り??家庭の用事もありすぐに帰らないといけないので出走順を一番にしてもらったりわがまま聞いてもらって先頭でスタート!クリートがうまくはまらなーい!!カチャカチャ音をたてながら何とかロック!焦ってしまったのか後半バテバテ。しかもドローンとか飛ばしているので鼻水とかよだれをたらせないというプレッシャー(笑)喉の奥に血の味がするくらい珍しくがんばりました。残念ながら最終的な結果を知ることなく前夜祭も欠席して用事のため帰宅。
ライドオンすさみ本番!
当日は見事なほどの快晴。まさにサイクリング日和です。朝からサイクリングリーダー用のジャージを受け取りに行き参加者さん達が集まるのを待ちます。いつものBCCジャージからこの日はイノブタジャージです。第一回目から室井輪業さんがサポートしてくれているのですが、今回は我らがBei Cycleの柴原店長もメンテナンススタッフとして参加してくれました。
定刻になり熊野高校吹奏楽部のファンファーレとともに僕らのグループはアドベンチャーコースの先頭で出発。一番先頭は友人のMくんがペースメイクをして僕が最後尾で挟むという形で国道42号線の海岸線を愛でながら南下します。このライドオンすさみの一番の特徴はエイドステーションの多さ!出発して7kmほどで第1エイドの道の駅イノブータンランドに到着。早速シュークリームやら名物であるイノブタフランクが振る舞われます。流石にスタートからわずかの距離なので次から次へと後方のグループが到着しあっという間にエイドは満席状態に(≧∇≦)
エイド1を見老津地区〜江住地区へ。道沿いにはたくさんの町民の方の応援。参加者の皆さんもさどかし喜んでくれたことでしょう。江住地区からはアドベンチャーコース最大の難所コカシ峠へ。約4kmの登坂で標高は330mほど。結構10%以上の勾配がちらほら出てくるので意外ときつく感じますよ。一応最後方からついて行きつつ前方に上がって行くと数名遅れ始めています。当然と言えば当然。キツイですもん。とりあえず事前に聞いていた峠の途中にある休憩所まで登って遅れた人たちを待とうと登れど登れど休憩所あらへんやん。騙された・・・。ちょうど日向さんが前を登っていたので先頭への伝言をお願いして結局途中で後続をまって通過を確認して再び前へと上がっていきます。少し遅れ気味だったので急いで登っていると後方グループから上がってきたカナダ人の男性と一緒になって、この方がめちゃ速くて結構2人で本気で登ってしまいました(・_・;)そのままコカシ峠頂上のエイド2へ。
エイド2でバナナやドリンクの軽めの補給をもらって再スタート。「休憩したい人は後方グループに入ってもらっていいですよ〜、出れる人だけ出発しましょ〜」と声をかけると、20名で出発したグループがわずか4人にΣ(゜∀゜ノ)ノ。ここから次のエイドまでは下り基調なので合計6名で快走。またチャレンジコースとも合流するのでそちらの参加者さんもちらほら。エイド3佐本のゲストハウスに到着。さすがにものすごい人数。ここでは休憩を長めに設定したので後方グループに混じってた人たちも追いついてきました。僕もここで早めの昼食。
エイド3を過ぎると再び2kmほどの峠があります。先ほどと同じように遅れる人たちに声をかけたり喋ったりしながら登り、頂上のトンネルを越えるとここからは古座川町。少しきつめの下りを下るとそこに広がるのは七川ダム湖。ダム湖のそばのエイド4では古座川名産の柚子を使ったパウンドケーキと柚子ドリンク。
七川ダム湖から古座川沿いに走ります。交通量も少なくダムからは下り基調で走りやすい道です。普段練習で何気なく走っている道ですけど、参加者さんの反応や話を聞いてみて改めていいところで練習できてるんだなぁって思いました。途中グループ内で一件パンク。でも手際よくチューブ交換をしているのを確認してから蔵土(くろず)のエイド5へ。ここでは天然アユの塩焼き〜。チャレンジコースの方はここからさらに一枚岩、滝の拝方面に向かいますがアドベンチャーコースはここから一足先に国道42号線に向かいます。このエイドはチャレンジコースでは復路でのエイドとなりますが、ハシケンさんは間違えて往路で立ち寄り。アユを頬張ってすぐさま走って行きました。
蔵土から古座川を渡り剣道39号を一路国道42号線方面に向かいます。この県道は道幅が狭くしばらくは登り基調。路面の状態も悪いので参加者さんに注意を促しつつ進みます。この道から脇に外れ林道を走ると先ほどのコカシ峠に登れたりするんですよ。
登りきったところにある新里川トンネルからは急勾配のダウンヒルになるので、僕は一旦遅れた人を待って声をかけつつ最後尾に回り下ります。下ったところに6個目のエイド和深。すごい多いでしょ。摂取カロリーの方が上回るよ。
さあ、ここまできたらラストスパート!国道42号線をすさみ海水浴場に向かってレッツゴー。と、ノリよく進めるわけではなくここからはリアス式海岸必殺のアップダウン地獄。練習にはなるんだけどね〜。疲れている時には結構足にくるんですよね。それに江住地区までは紀勢道が繋がっていないので交通量はまあまああるので少し走りにくい区間かな。その紀勢道の入り口にある道の駅すさみが本日のエイド7。
ここでエイドは全て終了。あとはゴールまでアップダウンを繰り返すだけ。みなさん最後の力を振り絞って走ってくれました。ほぼほぼ主催者さんから言われたタイムテーブル通りにゴール。でついて終わりじゃないんですよ。ここでは再びアユとイノブタ汁。痩せる気がしませんな。
みなさん続々とゴールしてきて、最後に各スポンサー提供の大抽選会。一番最後なんかロードバイクですよ!
と、まあこんな感じで今年のライドオンすさみも無事終わりました。おそらく来年第3回もあることでしょう。だらだら〜と書き連ねましたがいかがですか?来年出ませんか?ほぼエイドの話でしたね(≧∇≦)でもそういうイベントなんです。すさみ町民みんなでお待ちしております。きっと来年も柴原店長がサポートしてくれることでしょう(*´▽`*)ノ))安心して参加してください。
それでは第3回ライドオンすさみでお会いしましょう!!さよなら、さよなら、さよならヾ(*´д`*)ノシ
*写真は一部ライドオンすさみFacebookより使わせていただきました。