オダックス近畿BRM311泉佐野300km十津川参戦記②PC1~PC2”登って下って引牛峠”
その①からの続きです。
引牛峠に向かって
PC1をあとにして、しばらくは日高川沿いに沿っていきます。基本登り基調に加え、この日はあいにくの向かい風。しかも強風。この向かい風に向かって踏みまくるのは自殺行為なので、風とお友達になれる程度の強度で進みます。まあ、少し気温が上がってきたのは救いでしたが。
PC1から十数キロ進むと道の駅「龍遊」があるので一旦ここで小休憩しようと寄り道。他の皆さんは食事をとっておられる方が多かったです。僕は芋餅とオロナミンCで補給。芋餅を選んだのは消化に時間がかかるので、引牛峠の登りくらいでエネルギーになってくれるとふんだから。結果、効果なしでしたが。それより食事をきっちり取っておくほうが後々のパフォーマンスにいい影響を与えたと後日猛反省。
道の駅「龍遊」 |
道の駅で休憩 |
小休憩の後、再び龍神村中心部に向かって走ります。途中県道29号に分岐する交差点(泉佐野400kmのコース)を越えて進み、龍神村役場の手前を十津川方面に向いて曲がります。
さあ、ここから今回の大ボス「引牛峠」に向かっての登坂です。と、言っても最初は比較的緩やかな登り。民家も多くまだそれほどさみしい感じはありません。途中、ゆっくりな人を抜かしの、速い人に抜かされのしながらせっせと登っていきます。
徐々に奥深くなり、川の向こうにそこそこの坂が見えてきました。そう、橋を渡ると本格的な登りが始まります。今回は重装備。無理しちゃダメだよ、と自分に言い聞かせながら時速10kmを切るようなペースで登ります。
林の中をひたすら登る |
登っている途中、はるか向こうの稜線に坂道と岩肌が見えました。
「まさかあそこまで登るのか・・・?」
その通りでした・・・。
鼻水とよだれをたらしながらも何とか登頂。岩肌を吹き抜ける風が気持ちよかったのもつかの間、すぐに冷えてきました。とりあえず山頂で食べようと決めていたローソンの塩蜂蜜パンを味わいながら、ビデオのメモリ交換とかしていると、後の参加者さんたちが登ってきます。みんな必ず口にしていたのが、
「は~~~きつい~~~~」
わかるよ~、その気持ち(笑)
引牛峠山頂に到着 |
登ってきた方角 |
これから下る方角 |
記念撮影中 |
長い長いダウンヒル・・・
さあ、お待ちかねのダウンヒル。がんばった後のご馳走だね。普通ならね・・・。
参加案内に書いていた「くだりが嫌になります」と言う言葉。よくわかりましたよ!ブラインドカーブは続くし、カーブの先はガードレールないし、道は荒れてるし、何より長いし・・・。
もともとコーナーが超苦手、その結果比例してダウンヒルは超絶苦手です。めっちゃ神経使います。ただ下りのアスファルトに書いてあった「学童注意」の文字・・・。すごい通学路やん。きっとすごい健脚なんだろうなぁ。
下りこえーよ! |
下りは続くよ、どこまでも。 |
学童注意!すごい通学路。 |
ダウンヒルは延々と続きます。途中ポツポツと民家が現れます。とんでもないところに住んでる人がいるんだなぁ。買い物とか大変なんだろうなぁ。とか考えながら下ります。そういえば前に串本ブルベの時一緒に走った方が「十津川はすごいところに民家があって人が住んでるよ、びっくりするよ」と教えてくれました。ほんまやったわ・・・。
民家がちらほら。 |
もう一つ参加案内に書いてあったこと。
「小学校が現れます。でもまだ下ります。」
小学校が現れました。さらにそこから下りました・・・ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛;’.・
約1時間強かけてようやく下りきりました。長かったわ〜。R168の分岐にたどり着いた時はホッとしましたよ。ここからは北向きに進路を変えしばらく国道沿いに。綺麗に整備されたバイパスのトンネルを抜けるとすぐにPC2「道の駅十津川郷」。オダックススタッフが手招きで出迎えてくれました。
R168分岐 |
十津川バスターミナル |
ここでコーラを補給しようと思ったらコカコーラの自動販売機がない??店の中にはあったかもしれないけど、ま、いいか、とCCレモンだけ補給。
道の駅「十津川郷」 |
これで今回の大ボスはクリア、ペースも僕にしては上出来、と思っていたのもつかの間、この先地獄を見ることになります・・・。
その③に続く。